ランプの種類
無電極ランプの種類、形状などを紹介します。
無電極ランプと一口に言っても、そのランプの形状は様々。と、言いたいところですが、実はそれほど形状の種類は多くありません。
基本的な形状は次の5種類になります。
この5種類のランプを基本にして、安定器一体型や防水型、屋内用、屋外用などの用途に応じた灯具と、それぞれ必要に応じたW(ワット)数のランプを組み合わせることで、多くの製品ラインナップになるわけです。
基本的には安定器は別になるのですが、ランプと安定器が一体型になっているランプもあります。
(ベース型、シェル型)
一般的に安定器が別のタイプの方が寿命が長く、100,000時間と言われています。
安定器一体型やボール型のランプは一般的に60,000時間と言われています。
また、安定器内蔵型の製品はW数が最大50W程度になり、安定器別型の製品は最大300Wになります。
(一部で400Wクラスを作り始めていますが、まだ安定性に不安があり量産とまではいかないようです)
安定器内蔵型のランプには大きな課題が残されています。
それは熱対策です。
口金に対して、ランプを下から上に差し込む場合。
(口金が上にあり、ランプ部が下を向く取付け方)
この場合、ランプと口金の間に安定器が内蔵されていますが、ランプで発生した熱は上に行くので安定器に熱がこもりやすくなります。すると、安定器の稼働に支障が出る場合があり、早期の球切れや故障の原因になります。
このようなことも念頭において、灯具の形状、口金の向きにあわせた製品を選んでいくとよいと思います。